〜インカ伝説〜

マチュピチュへは、クスコのサン・ペドロ駅から6時発のアウトバゴン列車に乗って約3時間掛けて向かいます。
この列車!何とスイッチ・バック方式なのです。パワーがないことと急勾配のため、一旦停止した後、
バックしてからまた前に進むのです。
これを4回繰り返して坂を登って行くのです。
9時〜9時30分位の間にアグアスカリエンテス駅に到着し、そこからマイクロバスに乗り換えて、
険しくそびえる渓谷の頂きを目指すのですが、その道はS字で坂道をくねくねと登って行きます。
そしてついにマチュピチュの入り口に辿り着きました。
ここは標高約2,300m・・・。
ここから見えるアグアスカリエンテス駅や目の前にあったウルバンバ川がここからは小さいのです。
今はバスで上がって来たから楽だったけど、
一体ここでどうやって人が生活していたのだろう?いや、出来たのだろう・・・。
ここの時点で既に謎だらけなのです
入場料金10ドルを支払って我々は伝説に一歩踏み込んだのでした。
途中でインカの道が現れました。
インカ帝国はスペインに滅ぼされてしまいましたが、
スペイン人から逃れる為にクスコとつないだといわれるビルカバンバの山道なのです。
それにしてもインカ帝国滅亡後約370年間、人に知られることもなく、発見もされなかったのです。
その秘密都市の扉を開けたのが、1911年探検家のハイラム・ビンガムらによってです。
2,000mの地点に住居があり、最盛期に1万人前後の人々が生活していたのです。
現在は約50%復元していると説明を受けましたが、何と石の大きいことか!巨石だらけなのです。
最初はこの巨石も下から運んできたのか!と想像しました。
そんなことは不可能だ、絶対宇宙人がUFOを使って
運んだに違いない、と考えてしまいました。
しかし、その謎はすぐに解けました。
すぐ近くにその石があり、石切り場があるのです。
ん?石はここから切り出して使うのは理解できましたが、
20トン近くあるような巨石をどうやって真っ直ぐに切って、どのように運び、建造したのだろう・・・。文字もないのに。
クレーンやダンプがない限り人の手によって宮殿や神殿の上まで持ち上げれるワケがない。
特に神殿の祭壇には、100トン以上はあろうかと思われる一枚石があるのです。
クスコが石積みに成形された街なのでそうした技術が使われたということしか頭に浮かばないのです。
余り考えないで進んだ方がいいのかも知れないと思うようになってきました。
斜面には3,000段といわれている段々畑が広がっています。じゃがいもやトウモロコシを栽培してそれを主食していたと
考えられています。
でもまた、謎が頭を持ち上げてくるのです。
どうして、このような山の天辺に都市を築いたのだろう・・・? 何のために?目的は?
スペイン人から逃げて造られた都市・・・、太陽を崇拝した人々が宗教目的で造った都市・・・、
男性の遺骨がないことから女帝国だった?
それにしても疑問ということは通り越してしまうのです。
これを謎といわず何が謎になるのだろう、というくらい謎がつきまといます。
ここに来た人は全員この謎にぶち当たるのです。
最後に、まさか、このような高い場所に都市があるなんて誰も想像すらできないでしょう。
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